#1です。追伸です。
まず、お飲みの薬剤については、トレドミンのみ、遅発性ジスキネジア(薬剤の副作用による口腔痙攣及び、無自覚動作異常)が、症例があります。他の2種は、はっきりとした、口腔関節異常症例が無いようです。
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塩酸ミルナシプラン
製品例 : トレドミン錠15~25
区分 : 神経系用剤(含む別用途)/抗うつ剤(SNRI)/セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)
手のふるえ、動作がにぶる、口周囲の異常な動き
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ニトラゼパム
製品例 : ベンザリン錠2~5~10、ベンザリン細粒、ネルボン錠5mg~10mg、ネルボン散
区分 : 催眠鎮静剤,抗不安剤/ベンゾジアゼピン系/睡眠誘導剤
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エチゾラム
製品例 : デパス錠0.5mg~1mg、デパス細粒1%
区分 : 神経系用剤(含む別用途)/チエノジアゼピン系/精神安定剤
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はぎしり 歯軋り
前者は、無意識なもの、後者は、悔しいときに、意識的にするもの。
grinding one's teeth; bruxism; bruxomania (神経症からくる病的な)
歯ぎしりする grind [gnash] one's teeth 《with vexation, while one is asleep》
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アスパルテーム躁うつ病
遅発性ジスキネジア
概 説 主に抗精神病薬の長期服用時(数カ月~数年)に発現する薬剤性パーキンソニズムの1つ。おもに、口周辺や舌の運動に異常があらわれ、常同的に続くようになる。治療が難しく、薬をやめても症状が残ることがある。ただ、生命にかかわるようなことはなく一定のレベルで止まることも多い。
症 状 まばたきが多くなる、口周辺や舌の異常な運動が常同的に続く(口周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、口をモグモグさせる、舌のふるえ)。
原因薬の例 おもに抗精神病薬。
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歯軋りを和らげる療法の一つ。ただし、単一の療法で、必ず根治するとは、限らない。原因と療法を間違えると、結果は、返って悪化する。
1)スプリント療法
スプリントという歯列を覆う装具を装着することで顎関節や筋肉への負担を軽くして歯ぎしりや食いしばりの害を緩和する
2)マウスピース(バイトプレート)による療法
顎関節を安静にするためにバイトプレートをおもに夜間装着します。これで症状が軽くなるかどうかを確認します。
■注意■
よく、顎関節症の治療=バイトプレートと勘違いされていますが、バイトプレートの目的は、
"維持療法"障害リチウムPubMedの効果
1)治療の初期段階で顎関節を安静に保つ。
2)顎関節症の症状が咬み合せによっておこっているかどうかの確認。
(バイトプレートを装着して症状が軽くなれば、咬み合せの治療で顎関節症を治療ことができるということ)
咬み合せの治療をせずに、バイトプレートをずっと装着していても、なんの解決にもなりません。
上記のように、マウスピース(バイトプレート)は、顎関節の筋肉のコントロールと犬歯や奥歯などの磨耗を見ることによる、歯軋り運動を観察し、虫歯等の治療金属歯のかみ合わせ位置調整と、型採りによる歯並びの長期移動の観察により、問題点を見つける道具にすぎず、根治治療具では無い。
なお、口腔関節は、すべての歯科医が、専門に扱っている訳では、ありません。
投稿日時 - 2005-01-22 04:37:35
再びのご回答、どうもありがとうございます。
専門の知識をおもちの方がご回答くださると、大変助かります。
発作とよだれ
薬の副作用ということも充分にありえるのですね。
トレドミンは、飲み始めて約1年半になります。
しかし、最初の1年は、25ミリグラム1錠を1日2回という服用でした。
約8年前から通院していたクリニックでうつ病が改善しなかったため、約半年前に、私自身の意志で、現在の大学病院に変わりました。
それまでの処方を見た現在の主治医から
「この薬(トレドミン)はいいと思うんだ。でも、量が少ないね。増やしてもいい?」
と言われて、25ミリグラム1錠を1日3回服用になりました。
薬を変えてもらうことや、量を減らしてもらうことは、うつ病の治療として、難しいところです。
病歴が長いので、いろいろな抗うつ剤を一通り試しましたが、私は副作用が出やすい体質のようで、胃がもたれてしまったりして、処方どおりの服用ができませんでした。
唯一トレドミンは、副作用を感じることがなく、良かったと思っていたのです。
どこの歯科医でも、顎関節症や噛み合わせの治療を行っているわけではないのですね。
大学病院の歯科か、口腔歯科に行ったほうがいいかもしれませんね。
親身になった丁寧なご回答、本当にどうもありがとうございます。
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